占いの心理学的工夫は邪道じゃない

日記

占い師が、なにか暗い部屋に緞帳をつって、なにやら怪しげな恰好をした女性が、なにかじゃらじゃら言わせて、水晶玉を見つめながら・・・

って、だまされるかぁ。なんだその舞台装置は!

と警戒心を持つ人も多いでしょう。

そう、心理学的にお客さんを引き込む技が経験的に組み込まれてますね。1つ1つ。

それに反発する人もいます。

最近は、なんとか財団とか、占いも団体になってきましたねぇ。

そんなところで、占い師へのレクチャーって、占いの教本というか、その占い自体の理論を教えるのではなく、すべからくすべての占いに通じるテクニックみたいなものを協会とかが教えたりする。

これに反発するまじめな占い師もいるわけですよ。

そんなんだましだって、いや極論すると占いは騙しですから。

あと、有名どころでいうと、なんの占いの知識もない心理学者が、西洋占星術をやるっていう実験があって、結構信じてくれたり、「あたった」って言ってくれたりしてという話、聞いたことありませんか?

これは、コールドリーディングという技術です。

これね、使えばいいんです。

なのに悲しいのは、当の心理学者が占い師をディスるわけですよ。

だから占い師は嘘っぱちだと。いやまぁ嘘っぱちですけど、ほっといてくれって感じ。

人に信用される話術、心理術は使ってなんぼです。

同じ職業でも、お医者さんが使う分には文句言わないんでしょ?

リッツカールトンのミスティークでしたっけ、魔法のサービスだっておんなじでしょ。

いいことに使ったらほめられるのに、いや占いは悪いことですか??

なんや世知辛い世の中ですよ。

お医者さんの世界では、プラセーボ効果ってのがあり、つまりは小麦粉でも風邪が治るってやつ。

でも治るんだったらいいでしょ。人を安心させてなんぼだから。

夏風邪くらいだったら、「大丈夫大丈夫」っていってもらったほうが治りますって。

そういう意味でいうと、占いというのは、ほんとに人生を左右するようなことには使っちゃだめです。

もっとちゃんというと、どっちかが外れという重大な選択はしちゃだめ。

どっちもどっちなんだけど、この選択、結構重大なもの、というときは使ってもいい。

でもお金取りますからね、占いは。

だから本当は、「同意書」みたいな契約を、占いの前にやってたほうがいいかもしれないですけどね。

ただ、占いは信じてもらってなんぼなのに、「これから行う鑑定は科学的に正しいものではありません」とか、「鑑定結果によってあなたに損失が生じても当方は一切責任を負いません」とかいわれたら、怖いし、信じられない。。。

当たらないって公言している占いを、わざわざお金払って受けるってなんですか!

まぁ、その点、マジックは、ショーとして楽しめるので、まさかそれがほんとの魔法で、種を知ったら激怒するってことはないでしょう。

それは、「魔術」というものが存在しないと共通認識があるから。

でもなぜか、未来を当てる能力は「あるかもしれない」と思う人が一定数いるから問題です。

まぁ、いるから、占い師も存在し続けるわけだけど。

本当は、「占いは当たらないけどなにかきっかけがほしいんで」という感覚で常に鑑定を受けてもらえるのがいいんですけどね。

まぁ、年始のおみくじのようなもんですよ。あれで当たらなくて本気で「神社訴えたる!」という人はいないでしょう。厄払いに1万円払ったけど、効果なかった、詐欺だ!ってならんでしょ。

でもな、占いは結構べらぼーなお金を取る人は、そんなトラブルもありそう。

そう、だから、ショーのように、人生を豊かにする1つとして占いを受けてくれるんだったら、そんな舞台装置や心理学も大いに使ったらいいと思うんです。

占い師も、お医者さんも、まだ話を聞く前、ドアを開けて入ってきて、椅子にすわったところまでで、大体、鑑定も診断も終わっていると聞きます。

しゃべり方や体の動かし方、眼の動き方、などなどで、結構、正常・異常の区別は簡単につくそうですよ。特に精神科の先生は。

もちろん、占いに来る人が精神の病がある人というわけではありません。

たとえば、マジックでも、種なしで、相手の行動を読んだり、コントロールしたりするでしょう。

そういうことです。

だから、占い師になりたかったら、まぁ、こっそりやったほうがいいけど、しっかりコールドリーディングの手法はマスターすべきです。

それでも、それでもですよ。占いの勉強はしたほうがいい。なぜなら、理論なければ、同じ人に違う鑑定をしてしまうから。

理論というのは再現性があります。ちゃんとした理論をもって、細かいところまで一定のルールで統制されていれば、同じ人が鑑定に来て、あなたがその人を忘れていたとしても、再現性の高い鑑定をすることができます。

そういう形の信用というのはありますから。その意味でも占いの勉強はすべきなのです。

感で占ってはいけません。

直感を活かすのは重要ですが、理論と両輪でなければ意味がありません。

ということで、心理学を学ぶのは占い師として邪道ではありませんから、大いにやりましょう。

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