命式を自力で出すのは古いかも?

日記

四柱推命を勉強するとき、まずは命式(八つの字)を出して、それから鑑定になります。

だから、自分の誕生日で占おうと思う場合、まずは自分の命式を出すことから始まります。

購入した本の巻末にある万年歴とやらをめくりながら、自分の誕生日のある年月日を探し出し、なるほどと三柱まで出して、あとは時間のルールを見ながらなんとか出す。

日干支はいいですよ。万年歴で探せばいいんで。

でも月干支と年干支が曲者です。

1月生まれの人は前の年の干支でやらなくてはいけません。

2月生まれも立春から1年のスタートなので、それより前だと前の年です。

今年、令和五年だと、年干支は癸卯ですが、それにあたる誕生日は、時間も考慮すると、立春の令和5年2月4日11:43以降で、来年の令和6年2月4日17:26までです。

令和 5年(2023)暦要項 二十四節気および雑節 - 国立天文台暦計算室

これを正しく万年歴から初見で情報を取り出すのは至難の業です。

1年の最初は立春ですが、月も節入り日がそれぞれ割り当てられてます。

占いの春は卯月、寅月、辰月なので、これを「占いの1~3月」とします。

占いの夏は巳月、午月、未月なので、これを「占いの4~6月」とします。4月は春なのにここでは夏扱いでややこしいですが。

占いの秋は申月、酉月、戌月なので、これを「占いの7~9月」とします。夏休みの時期でふつうは夏といいたいところですけどね。

占いの冬は亥月、子月、丑月なので、これを「占いの10~12月」とします。10月は秋のイメージですが、占いでは冬です。

すると、占いの月干支は何時から何時までとなるかというと、令和5年から考えると次のようになります。

占いの1月から3月は春(木)

占いの1月は卯月で、令和5年2月4日11:43立春(節入り日)から3月6日5:36啓蟄直前まで

占いの2月は寅月で、令和5年3月6日5:36啓蟄(節入り日)から4月5日10:13清明直前まで

占いの3月は辰月で、令和5年4月5日10:13清明(節入り日)から5月6日3:19立夏直前まで

占いの4月から6月は夏(火)

占いの4月は巳月で、令和5年5月6日3:19立夏(節入り日)から6月6日7:18芒種直前まで

占いの5月は午月で、令和5年6月6日7:18芒種(節入り日)から7月7日17:31小暑直前まで

占いの6月は巳月で、令和5年7月7日17:31小暑(節入り日)から8月8日3:23立秋直前まで

占いの7月から9月は秋(金)

占いの7月は申月で、令和5年8月8日3:23立秋(節入り日)から9月8日6:27白露直前まで

占いの8月は酉月で、令和5年9月8日6:27白露(節入り日)から10月

占いの9月は戌月で、令和5年10月8日22:16寒露(節入り日)から11月8日1:36立冬直前まで

占いの10月から12月は冬(水)

占いの10月は亥月で、令和5年11月8日1:36立冬から12月7日18:33大雪直前まで

占いの11月は子月で、令和5年12月7日18:33大雪から令和6年1月6日5:49小寒まで

占いの12月は丑月で、令和6年1月6日5:49小寒(節入り日)から令和6年2月4日17:26立春直前まで

このことさえ把握できれば、あなたも万年歴を使って命式を出すことができるでしょう。

でもなぁ、最近はほとんどの人が命式を自力で出してない気がします。

いろんなサイトで入力すれば、時間までは出ないにしても、大体で命式出してくれますし。

干支カレンダー
現行年月から干支カレンダー(日の干支、月の干支、年の干支)を計算します。

さすがに、誕生日が節入り日そのものになりがちなときは、その年の正確な節入り日の日時と「時刻」をみて、判断してください。

あるいは、自力で万年歴から算出したあと、答え合わせでサイトをみて入力して確認する、でもいいです。

そんな人のほうが多いかも。。。

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