あけましておめでとうございます。
新年あけて、うーん、やっぱり四柱推命のこと、いろいろと見直してみたいなという気分になってきました。
なんでも習慣、ということで、今日から、生まれ日の日干と、生まれ月の月支の組み合わせで、1つ1つ見ていくことにしましょう。
まずは甲日。五行の木ですね。さらに春月(寅・卯月)生まれとなると、春は木なので、当然身旺となります。月の細かいところはみません。比肩とか劫財とかいいません。
まぁ、力強いですからね。リーダー格というか。
根がしっかりあることになるから、運勢は強いとみるべきです。
ただ、春はほんとにぐいぐい枝も根っこも伸びますからね。これ、もし水がなくてからっからだったらどうなるか。はりぼての木ですよ。
ぽきっと折れます。神経性、精神疾患ですね。
心が折れるというやつです。
春の五月病をイメージしてもらうとわかるでしょうか。さらに庚辛など金が、しかも根っこに来ていると心配ですね。
仕事で、上司にいじめられたり、家庭内暴力までは言わないにしても、主人にいじめられたりと。
あとは太陽が照ってないと、光合成できないですから、木は育ちません。
五行の中で、木だけが生物、生き物です。生きるためには太陽と水が必要です。
しっかり温まり切れてない寅月なんかは、丙であったまってないと何ともなりません。
また、丙は花とも言えます。花が咲いていたら「きれいだな」と思えるわけで、それがなければ、だれも大事にしてもらえません。
女性の場合はこうやって「花」と丙を表現し、男性の場合はこうやって「太陽」と丙を表現します。
いずれにしても、丙はあるに越したことがありません。
あとは水。水分が通っていると、枝を曲げようと思っても粘りがあります。
からっからに乾いた、ドライフラワーに使うようなものは、ぽきっといきますね。
それはだめだ。精神的にしんどい人間は、自分自身が、想像している自分より現実がダメだから、どんどん自分を攻撃していく。
さらに、それが派生して、周りの人も攻撃していく。まるでサボテンのように、水がないととげになって相手を指すという感じ。
通変星的に考えると、比劫星が旺じているから、漏らすのが一番。
漏らすとなると、火、ということで丙が欲しいというわけ。
ただ、十干の性質を考えるとこれだけではだめだ。
植物ということを考えると水は必要。
これを通変星だけで考えると、旺じているのに水でさらに強くさせるとまずいのでは?とおもうかもしれない。
しかし、植物に水を上げないというのは、どんなにしっかり育つ大木でもだめになります。
このあたりの用神の決め方が、通変星だけでは決まらないポイントといえるでしょう。
あとは、林業において、チェーンソーで、あるいは斧で大木を切り倒すわけなので、無駄に金があるときびしいというイメージはあります。
土は?というと、あまり気にしなくていいでしょう。土があればエネルギーをそぐことができるといいますが、よく考えてください。水耕栽培などをみると、土が無くても水と太陽だけで育つわけです。
このあたりも、自然界の物理法則を見直せば、本来どうあるべきかわかるというわけです。
全体の命式は八つの字があり、特に月支は強いですから、月支をほかの字よりも3倍強い、例えば3ぽいんと考えると、全合計は10ポイントになり、計算がしやすいです。
甲日春月という時点で、1+3=4ポイントあります。残りは6ポイント。それぞれの5行で割り振ると1~2ポイントずつとなりますが、今回、土はどうでもいいので、用神である丙と水、特に丙があるといいわけだから、理想はどうなると思いますか?
木のポイントに負けないくらいの丙があればよい。2ポイントはほしいですね。できれば3ポイント。そして残りの1ポイントが水だと一番いい。
ただ、水といっても、大洪水はまずいです。癸くらいがいいですね。
春はまだ寒いので、近しいところに水があると冷えてしまう。
やっぱり月干に丙がいいですね。そして地支にも巳午未のどれかがあると。それがいいです。丙2つはいかついので、丙丁、あと午とか。
金は来てほしくない。ひやすし、根っこを切られる。
特に地支はやめてほしいところだ。
水は軽く癸くらいが時干にあるのがいいか。あとは適当に土があればいい。
◎寅月生まれ
岩佐真悠子(1987年2月24日10:38) #1
◎卯月生まれ
佐藤栄作(1901年3月27日8:00) #2
土屋アンナ(1984年3月11日6:35) #3
藤森慎吾(1983年3月17日2:00) #4
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