基礎編4 通変星

通変星は十通りあり、比肩劫財・・・と続きますので、詳しくは別の本などで勉強してください。

歴史的に、ほんとかどうかわからないいろんな性質があります。

通変星それぞれに、夫とか親とか子供とか、男か女によっていろいろと割り振られますので、それに従っていろんな話がありますのでご興味があればどうぞ。

基本的には五行相生相剋で、自らが身弱か身旺かによって吉凶を判断するので、五行で十分です。

あと、陽の五行は強く、陰の五行は弱いのが基本ですが、五行によって弱さ具合も違ったりします。

個人的には辛は最弱と思います。なので通変星メインだとなかなか難しいところもあります。

通変星を半分で五行だけで考えるときは、比劫星、食傷星、財星、官星、印星というので、もうこれだけでもいいかなと思います。

日干と同じ五行が命式中にどのくらいあるかによって、できれば地支にどのくらいあるか(通根しているか)によって、身弱か身旺か判断します。

身弱なら比劫星、印星が用神、身旺なら食傷星、財星、官星が用神です。

これが大原則です。

別に食傷星だったらラッキーとかそんなのないです。日干によります。

これが、たとえば身弱の乙木の人は、比肩が来たら用神かというと、まずいんですよね。

そこは比肩と劫財は大違い。ツルが複数巻き付いてろくなことありません。

劫財の甲のご神木に巻き付くのがいいです。

逆に甲木の人は、ツタにまかれると縛り上げられて倒木してしまいます。

身弱の甲木は比肩のほうが劫財よりいいわけです。

そういう風に、通変星で概略をみながら、個々の性質を十干十二支で見ていくことになります。

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